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Posted by naturum at

2018年01月29日

【ペトロマックス】チェックポイント

ペトロマックス HK150および、HK500は、白灯油を使用するランタンです。
その為、使用前にキッチリ予熱を行う事と、正しい燃料を使う事、ポンピングが重要になります。
また、ガスチャンバーやノズルに緩みが出ていないか、使用前に必ず、確認を行いましょう。
こちらに記載している症状以外の場合は、修理を行います。
なお、修理を始める前に、パーツなどの名称を確認しておきましょう。
不具合が発生した場合も、「どの部分か」が分かれば、修理もしやすくなりますよ。

1

予熱バーナーが途中で消えてしまう

予熱バーナーをつけたけど、途中で消えちゃいます。
詰まっている感じもしないし、予熱バーナーが壊れているのかな…?
タンク内の圧力不足が原因かもしれませんね。
予熱バーナーで点火する際にも、ポンピングした圧力が使われています。
予熱バーナー作動中は、常に圧力計のメモリを確認して、必要に応じて追加ポンピングをしてください。

空気圧が正常な状態(圧力計が赤いメモリまで来ている)で、立ち消えてしまう場合は、噴出口に「バリ」が残っている、またはススが詰まっている可能性がございます。
その場合は、付属の掃除針で噴出口を掃除すると、正常に使用できる様になります。
下記をご参照頂きまして、お試し下さいませ。

【予熱バーナーの目詰まり】について
これが予熱バーナー
予熱バーナーでカラヤキ・予熱をしている間、圧力が下がっているようならポンピング!

2

予熱バーナーに火がつかない、吸い込まれる

予熱バーナーに火種を近づけたら、炎が中に吸い込まれてしまって、火がつかない。
予熱バーナーの不具合ですか?
恐らく、タンク内の圧力が高すぎる事が原因かと思われます。
圧力計の針が、赤いラインを超えてしまっているようであれば、赤いラインを超えない程度に、ポンピングをお試し下さい。

3

燃料が気化しないで噴出する

ニップルから、燃料が気化しないで噴出しました!
炎上してしまった!!!どうしたらいいですか!?
予熱不足の可能性がございます。
まずは落ち着いて、すばやく圧力調整スクリューを反時計回りに回し、タンクの圧力を抜いてください。
しばらくすると噴き出た燃料が燃え尽きて消化します。
完全に冷却してから、溢れた燃料を綺麗に拭き取ってください。
その後、再度ポンピングからやり直してくださいませ。
予熱は、2分ほど、十分に行っていただく事をお勧め致します。

予熱を十分に行わずグリップホイールの矢印を下向きに回しバルブを開けると、気化していない液状の燃料がニップルから噴出し、引火してランタン上部が燃え上がってしまいます。
重大な事故の元となりますので、予熱は時間をかけて慎重に行いましょう。

4

点灯したが、暫くすると消えてしまう

無事に点灯できたけど、数時間したら勝手に消えちゃいました。
何か手順を間違ったのかな…?
タンク内の圧力不足が原因と思われます。
点火中は、ポンピングした圧力が使われています。
数時間おきに圧力計のメモリを確認して、必要に応じて追加ポンピングをして頂くよう、お願い致します。
燃焼中は圧力が低下するので数時間おきに追加ポンピング!

5

新品なのに、内部に腐食がある

新品を買ったのに、内部に腐食のような物が見えます。
これって、不良品なのでしょうか?
大変申し訳ございません。
こちらは、製品そのものの「仕様」との事でございます。

金属同士を溶接する際、「フラックス」という薬品を使用し、わざと接着面をザラザラの状態にし、溶接しやすくする様にしております。

これは、溶接が必要となる製品全てに共通しており、ペトロマックスのみならず、他社製品でも同様との事でございます。
製品仕様の為、交換を致しましても、同様の状態となります。
恐れ入りますが、ご理解ご了承下さいます様、お願い申し上げます。

6

圧力計の針が動かない

圧力計が動かない。
壊れているのでしょうか?
圧力計が動かない場合、下記の事が考えられます。

・ポンピングが正常に行われていない、スカスカしている。
・圧力調整ネジが締まっていない。
・燃料キャップがしっかり閉まっていない。
・グリップホイールの矢印が下向きになっている。
・余熱バーナーが開いている。

こちらを全て確認し、再度ポンピングをしてみてください。
それでも圧力計が動かない場合は、修理窓口よりご相談ください。
【新品購入時のポンピングテストについて】

燃料を入れた状態にてテストをして頂くか、ポンプアダプターと空気入れを使用してのテストをお勧め致します。

タンクに燃料を入れずにテストした場合、圧力計の針が動くまで内圧を上げるには、最低でも100回以上はポンピングが必要になります。

ナチュラムでご購入頂き、燃料を入れた後に圧力計が動かない事が判明した場合は、交換をお受けしておりますのでご安心ください。

※ただし、ご返送の際には燃料を抜いていただくようお願いしております。
ポンピングの際にスカスカしているように感じられる場合は、 一度ポンプ部を抜き出し、ポンプ革パッキンに食用油を塗り、広げてみてください。
圧力調整ネジが締まっていることを確認してください。
緩んでいるようであれば、増し締めをお試しください。
燃料キャップが閉まっていることを確認してください。
グリップホイールの矢印が上向きになっている事を確認してください。
予熱バーナーが閉まっていることを確認してください。
解決しない場合は修理窓口へご相談下さい。
ご紹介した商品はペトロマックスHK150、HK500が対象です。
  


Posted by naturum-cs at 11:29ペトロマックス

2017年12月14日

【リール】不具合、故障かな?と思ったら

フィッシングリールの気になる事、よくあるご質問を纏めました。

不具合とか、故障じゃないかなと不安な部分があります。
ちょっと教えてもらえませんか?
よくあるご質問をご紹介させていただきます。
リール全般の事をまとめておりますので、ご参照くださいませ。

なお、ナチュラム修理窓口へのリンクもございますが、こちらへの修理依頼は、当店にてご購入頂いた商品が対象となります。
ご了承下さいませ。

1

異音がする、回し心地が違う気がする

基本的に店舗(WEB販売含む)にて売り出されている物は、メーカー規定の厳密な最終検査で合格基準をクリアした物のみとなっております。
しかしながら、リールは精密機械であり、工業製品の為、個体差がどうしても生じてしまいます。
また、ギアの噛み合い、ボールベアリング、シャフト部、クラッチ部、ブレーキシステムなどあらゆる部品同士の接触部の金属と金属の歯車が擦れてリール回転を生み出している為、構造上、振動や音は出てしまいます。
スムーズに回転するように各部にある程度のあそびを設けていますのでそれによる音や振動もあります。
製品上の不具合ではございません。

負荷を掛けて巻いた際に異音がする、異常に重い等であれば、修理窓口よりご相談下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店へお預け下さいませ。 ※音や振動の大きさのレベルをメーカー側で現物確認にて判定する必要がございます。

ラインローラー部の故障が考えられます。
修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

スプール軸受けボールベアリングの回転ノイズが圧倒的に多い原因です。
ボールベアリングはデリケートで、オイル切れや微細なゴミの侵入で回転不良を起こします。
まめな注油は必須です。
また、ベアリングのシールを外して使用すると、ゴミの侵入を防げなくなります。
ベアリングのメンテナンスが終わったらシールを必ず再装着してください。
レベルワインダー付き機種で意外と多いのが、パーミングカップ内のギヤ軸のオイル切れです。
この部分のオイルが切れるとジェット機が飛ぶ様な金属音がします。

2

使用中の不具合について

竿にリールが固定された状態で竿尻をつくなどの衝撃を加えると、リール本体の重量がリールの脚に集中します。
その為、限界強度を超えてしまい、破損や変形が生じる場合がございます。
不具合ではございませんので、修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

ドラグワッシャーの劣化が原因と思われます。
不具合ではございませんので、修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

多くの場合が、ドラグ部材へのグリス、オイル付着が原因です。
一旦分解して、ドラグ部材(ドラグワッシャー)を溶剤等でクリーニングすると、ドラグ力が復活する場合が多いです。
溶剤が入手出来ない場合は、石鹸水(お湯)の洗浄でも可能です。
ドラグ部材が極端に磨耗している場合は、パーツ交換となります。

スプールベアリングに注油されている場合、オイル過多により飛散したオイルが油膜をつくり、スプールフリーが悪くなったり、飛距離が出なくなることが発生します。
ベアリングそのものが固着、劣化している場合は、交換が必要になります。
その場合は、修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

【油膜を作っている場合の対処方法】
サイドプレート部のセットプレートを乾いた布で油をふき取ってください。
スプール外周部をクリーニングし、スプール内径部を乾いた布でふき取ります。
ふき取った後、必ず試投をしてからご使用下さい。

ベールの変形が原因であることが多いです。
ベールを固いものにぶつけたり、タックルボックス内に無造作に入れておくのは厳禁です。
修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

スプールワッシャーでスプールの高さを調整することで、改善されます。
詳細は、取扱い説明書をご確認ください。

ネジロック剤が劣化している可能性があります。
修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

スプールに対して、ラインがすべる「糸すべり現象」と思われます。
巻き始めにセロハンテープで固定するか、少量のナイロンラインを下巻きすることによって、解消できます。

スピニングリールによくある現象です。
よれがひどい場合は、ラインローラーの回転具合をチェックしてください。
ローラーが「固定ガイド」になっていたら要注意です。
ローラーに輪ゴムを当て、回すとチェックできます。

ローラークラッチベアリングの不具合が考えられます。
修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

比較的多いのが、遠心ブレーキが外に開いた状態で、ハンドル側カバーを本体に取り付けた場合におこります。
カバーを取り付ける際は、遠心ブレーキを下げてから取り付けてください。

パワーハンドル(シングルノブタイプのロングハンドル)仕様に多い現象です。
キャスト時、ハンドルノブの位置を真下(手前)にすると、ある程度解消されます。

クラッチオフ時、スプールを指で止めてから、クラッチボタンを押して下さい。
無理に押すと、クラッチボタンが破損します。

キャスティング時のルアーが飛んでいく速度に対して、スプールの回転速度が上回ってしまい、ラインが余分に出過ぎて絡んでしまうバックラッシュという現象です。
ベイトリールには何種類かのスプールブレーキ装置が付いておりますが、完全、完璧に防ぐのは難しいのが現状です。

メカニカルブレーキを締めこむなどの対処方法もありますが、キャスティング時に親指で軽くスプールを抑えながら糸を調整(サミング)する事で、ラインの出過ぎを防ぐ事ができます。

ドラグ力とは瞬間的に引っ張った時の数値を表しております。
静荷重での数値ではありませんので、連続的にかかる力に対しては、公表している数値より下回ることがありますが、故障ではありません。

ドラグ機能とは、糸のすべりを調整するものではありますが、糸の放出をロックするものではありません。
ロックしてしまうとギヤの損傷やその他の不具合が生じる事があります。

3

ラインキャパシティについて

ご利用いただくラインメーカーによって、号数は同じでもラインの太さや形状、材質が異なります。
それによって巻上長は変化します。

こちらに記載しておりますのは、全般的に良くあるご質問ですので、ごく一部です。
詳細についてもっと知りたい、調べたい方はメーカーFAQをご確認下さい。

シマノ
ダイワ(スポーツライフプラネッツ)
ピュア・フィッシングジャパン
  


2017年07月12日

【テント全般】タープ・キャノピーの風雨対策について

強風や急な突風が吹くと、タープやテントのキャノピー(ひさし部分)が破れてしまったり、倒れてしまわないか心配です。

また、雨天時にタープの横から雨が振り込んで来たりするのですが、何か、対策方法は無いでしょうか?
タープやテントのキャノピーは、風の影響を非常に受けやすく、強風の場合は生地が引っ張られ、破れてしまったり、倒壊する事がございます。
大変危険ですので、強風や悪天候の場合には、使用を中止していただく事をお勧め致します。
※各メーカー説明書でも、同様のご注意表示がございます。

また、キャンプでは急な天候の変化にお困りの場合もあるかと思います。
風の影響を完全に防ぐ事は難しいですが、そうした場合の出来る限りの対策方法をご案内いたしますので、ご参考ください。

破損してしまった場合には、修理窓口よりご依頼くださいませ。
※ナチュラムでご購入頂いたお客様に限ります。
タープやテントのキャノピー部(ひさし)は、下から吹き上げる風・上から吹き付ける風に非常に弱くなっております。

特に、1枚布タイプ(ヘキサ型、レクタ型、ウイング型など)は、急な突風が吹き上げた際に、凧のように風をはらみ、ペグが抜ける、ポールが折れる、生地が破れる等の破損や倒壊の危険性がございます。
また、その場合ポールや、抜けたペグが飛んでしまい、二次被害が起きる事もございます。

キャノピーテントについても、上下からの風にバタバタと煽られると、キャノピー部にテンションがかかり、生地が破れてしまう事があります。

安全の為にも、強風、悪天候の際には、タープやキャノピーは畳んで頂く事をお勧め致します。

1

タープ・キャノピーの風雨対策

キャノピーテントの場合

キャノピー(ひさし)は、タープ以上に風の影響を受けやすくなっています。
風でキャノピーがバタつく場合には、直ぐにキャノピーを畳むようにして下さい。

タープの場合

設営の際には、20cm以上の鍛造ペグ等、強いペグを使用する事をオススメします。

ソリッドペグ一覧はこちら

強風の場合には、直ぐにタープを畳むようにして下さい。

風が吹き抜ける場所はできるだけ避けましょう。
建物や木のそばなど少しでも風がよけられる場所を選びましょう。
ロープのテンションを均等に、しっかりかけます。
但し、極端な反りや強すぎるテンションは、タープの破れやペグ抜けが発生する原因になりますので、注意してください。
テンションコードや、ガイラインアダプターなどを併用すると、風の力を受け流しやすくなります。

ガイラインアダプターはこちら

風や雨が中に入り込む場合はポール類を短く(地面に近く)し、タープの高さを下げて下さい。
また、幕体を片面伏せる(下げる)様にする、幕の開き具合を狭める等 少しでも雨や風が幕の中に入らないようにし、張り綱を調整します。

急に雨や風が吹き込できた場合には、写真のように、ペグダウンしているロープの途中に再度ペグを打ち込みます。
ロープが短くなり、幕の開き具合を狭める事ができます。

2

夜、急に風が吹き荒れる事を想定しての応急処置

昼間は風がなく快晴でも、夜に急に風が吹き出すことがしばしばございます。
タープを立てたまま放置すると、風に煽られてしまい、破損やペグ抜け等による二次被害が発生する可能性もございます。
そういった際の応急処置についてもご案内します。
キャンプ道具を全てタープの下に入れて下さい。
タープポールを外し、ポールをタープの内側へ収納します。
道具やポールが全てタープの幕下にあることを確認し、タープを地面に直打ち(ロープを通すループ等にペグダウン)します。

ポールが飛ぶ心配が無く、タープが風を受ける影響も少ない為、ペグ抜けを防ぐ(激減する)事ができます。
また、雨風から大切なアイテムを守る事が出来ます。

・バタバタとタープが靡く音が軽減
・タープへの負担軽減
・二次被害の抑制
・キャンプアイテム保護

  


Posted by naturum-cs at 12:00その他テント全般

2017年03月07日

【ロッド】不具合、故障かな?と思ったら

フィッシングロッドの気になる事、よくあるご質問を纏めました。

不具合とか、故障じゃないかなと不安な部分があります。
ちょっと教えてもらえませんか?
よくあるご質問をご紹介させていただきます。
ロッド全般の事をまとめておりますので、ご参照くださいませ。

なお、ナチュラム修理窓口へのリンクもございますが、こちらへの修理依頼は、当店にてご購入頂いた商品が対象となります。
ご了承下さいませ。

1

使用時の不具合について

ロッドを引き出す際に強くつまんだり、無理な方向に強く捻ったりはしていないでしょうか。
ロッドは全体に上手く力が加わる時(全体がしなる様に曲がっている時)は強度を最大限に発揮しますが、一部に極端に集中荷重がかかったり、一部分に集中的に力が加わるような曲げ方をすると簡単に折れてしまいます。
特にロッドを伸ばしたり縮めたりする時は、知らず知らずの内に局所に無理な曲げや、ねじりの力を入れていることが多くなります。
ロッドを伸ばす時は穂先から順番に1本ずつ継部を少しヒネるようにしてガイドリングを1列に揃えて継ぎ目を固定して伸ばしてください。
もし伸ばしにくい場合であっても、無理に力を加えず少しずつヒネリながら伸ばしてください。

初投から折れてしまったのであれば、不具合の可能性も考えられます。
しかしながら、何度か使用していた場合は、極端な曲がり方をしていたか、竿にダメージが生じていた可能性が高くなります。

ロッドは全体に曲がるとき(竿全体がしなるような曲がり方)は相当な強度を持っていますが、一点に力が加わった場合は折れやすくなります。
魚とのやり取りの際はロッドの曲がり方に無理な所がないかどうか、極端な曲がり方をしていないか、意識する必要があります。

またキズや衝撃などによりカーボン繊維に強度低下があった場合にも破損につながります。
表面に見た目に傷が見えなくても、川原や防波堤に竿を置く場合や、竿を収納する際に、知らず知らずのうちに竿にダメージを与えていることがありますので十分ご注意ください。
特に高弾性カーボンを多用した竿ほど、衝撃に弱い為、細心の注意が必要です。

ロッドを伸ばす時に込みを勢いよく振り出したり、必要以上に込みを引き出したりしていませんか?

また、込みの部分に水などが付着していないでしょうか?
込み部が雨などで濡れている場合や撥水剤が込み部に付着している時も、込みが必要以上に引き出されやすくなり固着しやすくなります。
込み部が濡れている時や撥水剤がついている時は、引き出せばいくらでも出てきますので要注意です。

水分によって込み部の合わせ目が密着状態になった時も、それ程強く引っ張った訳でもないのに固着することがあります。
※尻栓からホースで水を通してロッド内部を洗っている時になる場合があります。
※表面が乾いていても、内面が濡れていると固着が発生する事があります。

その他キャストの勢いや魚の強い引き、また根掛かりを外そうとしてロッドを真直ぐ引っ張った時などでも固着することがあります。

込み部が固着した時は力任せに縮めようとすると、破損してしまいます。

【外し方】
①ガイドなしのロッドの場合は尻栓を外して納められない部分のみを取り出してください。
②次に、平らな台の上にタオルなどを敷き軽く垂直に落として下さい。
③#1#2など細い箇所は少し太めのパーツの中に入れて同様に落として下さい。
④衝撃で少しずつでも入っていくようでしたらそのまま続けてください。

あまり無理をしますと、ロッドの下部や尻栓ネジ部が割れてきたりガイドなどの部品が破損する恐れがありますので、
何度か試みても全く微動だにしない場合や、ガイド付きのロッドの場合は、メーカーにて修理対応となります。
修理窓口か、お近くの販売店にご相談下さい。

ロッドを差し込む際に、無理に差し込みすぎたり、水が付着していたりしていないでしょうか。
ロッドの込みを必要以上に差し込みますと固着して抜けなくなってしまいます。
特に込み部に水分や撥水剤などが付着していると必要以上に込みが入ってしまい、固着する確率が高くなります。
また込み合わせ部の隙間に水分が介在している場合も密着状態になり固着してしまいます。
その他、込み合わせ部に異物が噛み込んだ場合や、膨張によって込みがきつくなった場合も固着してしまいます。

【抜き方】
①2人で向かい合って、滑り止めゴムなどでロッドの継ぎ目に近いところを握ります。
②互いに逆方向へねじりながら引き抜きます。
③#1、#2など細いパーツの場合は慎重に行い、あまり無理をしないで下さい。
※無理をしますとロッドを破損させる恐れがあります。


どうしても外れそうにない場合はメーカーにて修理対応となりますので、修理窓口か、お近くの販売店にご相談下さい。

ロッドの曲がりとガイドの間に出来る隙間のきしむ音でございます。
(通称ガイド鳴きといいます)
製品の特性上のものであり、不良ではございません。

ガイド鳴きの原因は、ブランクの曲がりとガイドの間にできる隙間から生じるものでございます。
特に柔軟さを追求したタイプの竿では、ブランクの曲がりにより、発生するケースがあります。

誠に申し訳ございませんが、現在の技術で100%排除することは困難です。
また、ロッドの硬さとガイドサイズ種類によっても鳴きも差が発生致します。

ガイドは糸で巻かれ、エポキシ樹脂で固定されています。
特にガイドがぐらつくなどの症状がない限り、鳴いていても、機能上問題はございません。
その点においては、ご安心頂ければと思います。

印籠(インロー)継ぎという継ぎ方を採用しているロッドです。
機能上ゆるみ防止の為に、合わせ部が「4~7mm」あくように設計されています。
合わせ目が隙間なくピッタリと入っていますと、込みが抜けやすかったり、曲がった時に合わせ目が割れたりすることがありますので、わざと若干の隙間を設けているのです。
これは季節や環境の変化による合わせ部の膨張・収縮に対応するための措置です。
元々の仕様であり、不具合ではございませんので、ご安心下さい。
また、無理に押し込まないようにして下さいませ。

隙間はロッドの太さ、差込みインロー芯の長さによって変わります。
ロッドをつないだ時ピッタリでなく少しでも隙間があれば問題はありません。

なお、インロー挿入部内面は、絶対に加工しないよう、お願い申し上げます。

竿の曲がりにガイドの足が付いていかずに、わずかな隙間が発生するために起こる現象です。
ガイドの足は金属なので竿の曲がりに追随して曲がらないためにどんな竿でも隙間は発生します。
但し、音が聞こえやすいものと聞こえにくいものとがあります。

破損につながるようなことはありませんので、ご安心下さいませ。

ヘラ竿の元竿の下栓は、元竿のブランクに接着されていますが、防水構造にはなっておりませんので、ご了承願います。

使用中に込み合わせが緩くなった際に、ロッドを立てたりしていないでしょうか。
また、落ちた節を不用意に先から引き出したりはしていませんか?


込み合わせが緩くなった際に、ロッドを立てると、途中の継ぎ目から先の節が落ちてくることがあります。
この時ロッド内部で先に落下した細い節の玉口と後から落下してきた節とがぶつかって、互いに破損を引き起こします。
更に落ちた節を不用意に先から引き出しますと玉口でその上の節の下部からロッドを削りながら引き出されます。
ロッド内部が縦に削れたようになっている破損は、全てこのような行為によって引き起こされています。

ロッドをご使用中、継ぎ目の途中から緩んで縮まってしまった時は、尻栓を外して一旦全ての節を下から抜き取ってから再度正しく継ぎ直して下さい。
またご使用中は時々各節の継ぎ目に緩みがないかを確認して下さい。

ロッドに水分がついた状態で仕舞い込まれたり、高温多湿状態、高温密閉状態で置かれたりしていませんか?

上記のような状態で保管していると、ロッド塗装部に水ぶくれや気泡が出来ることがあります。
これはブリスターと呼ばれる現象です。
ブリスターはご使用が進むにつれてロッド表面傷等が原因で多かれ少なかれ発生してきますが、ロッドの保管状況が悪いと使用一回目でも発生することがあります。

釣行後は水洗いをして汚れを落とし、水気をよく拭き取り風通しのよい所で日陰干しをして完全に乾かしてから仕舞ってください。
これが不完全ですとブリスターが起きる恐れがあり、破損の原因に繋がりますのでご注意下さい。

申し訳ございませんが、不具合ではございません。
スベリ止め塗装には寿命があり、紫外線や吸水による経時変化や、塗装の劣化などによりベタツキが発生します。
有料となりますが、塗装のやり直しができますので、修理窓口か、お近くの販売店にご相談下さい。

糸巻きでしっかりガイドを固定していますので、ガイドがグラつかない限り、ご使用上には問題ございません。
ぐらついてしまっている場合は、修理窓口か、お近くの販売店にご相談下さい。
なお、原因ですが、竿のしなり等により、竿(カーボン又はグラス)のカーブの外側面が伸びる事に対し、ガイド足部(金属)が伸びに追いつかずに、ガイド足端面に突き上げられる為、ガイドとブランクの間のエポキシ(厚塗り)材が剥離してしまう為です。
使用しているうちに発生してしまう物で、製品特性であるとお考え下さい。

製品の特性上のものであり、不良ではございません。
糸止め剤は現在、色んな物が出ているのですが、全くヒビ割れしないものは残念ながら現在のところございません。
メーカーにおいては、竿の曲がりに追従して伸びる塗料の開発をしているそうですが、今だ研究中の段階です。

ワイヤーが通らない場合、中通しワイヤーに、何か要因があるケースが多いです。
ご使用の中通しワイヤーを竿と一緒に修理窓口か、お近くの販売店にお預け下さい。

2

新品のロッドについて

傷ではなく、カーボンの巻き始めですので、元々の仕様です。
ロッドはカーボンシートを芯金という金型に海苔巻きのように巻いて作ります。
そのカーボンの巻き始めが一直線の筋として見えているのです。
筋が見えていても性能上全く問題ありませんので、ご安心下さい。

竿そのものの、元々の特性でございます。
少し曲がっているのは、製品の仕様範囲内の物ですので、不良ではございません。
多少曲がりがありましても強度機能上は全く問題ないことを確認したものですので安心してご使用ください。

なお、現在のロッド生産技術上、グラス、カーボン等の素材の違いに問わず、各部分に発生する若干の曲がりを100%排除することは不可能です。
特にカーボンロッドにおいては繊維自体の持つ強い剛性により、ロッド全体が垂れ下がらないので、従来のグラスロッドに比べ、竿全体のしなりが少ない分どうしても曲がりが目立ちます。
もしどうしても曲がりが気になるようでしたら一度曲がりのレベル確認を致します。
修理窓口か、お近くの販売店にご相談下さい。

3

その他、よくあるご質問

価格が高いからといって、絶対的な強度(曲げ強度)が強いとは言えません。
高価格帯のものは「高弾性カーボン」を使用している事が多くなっております。
軽量で感度が良いなどのメリットがありますが、反面、ぶつけなどの衝撃には弱い特性があります。
また、高価なロッドでは、複雑な構造になっている場合や、機能性に富んだ部品が使われているものが多くなります。
そのため、高価なロッドほど、より丁寧に取り扱っていただく必要があります。

ロッドには、免責保証という特別な保証が付属しております。
これは保証期間内であれば、1箇所に付き1回のみ、通常の修理価格より安価で修理が可能な保証です。
無償での修理や交換を保証する物ではございません。
通常、保証期間はご購入日から1年間、免責金額は各ロッドに設定されております。
製品によっては、免責保証が無い物もございますので、ご注意下さい。

一度お預かりし、メーカーにて検品致しましてから、対応をさせて頂いております。
検品では【素材厚】【偏肉厚】【カーボンのヨジレ】【過剰研磨】及び、破損形態等、詳細をお調べします。
明らかに製造上の不具合が認められた場合においては対応を検討いたします。

しかしながら、上記のような製造上の不具合が認められない場合は、有償での修理対応になります。
予めご了承くださいませ。 ご依頼の際は、修理窓口か、お近くの販売店にご相談下さい。

こちらに記載しておりますのは、全般的に良くあるご質問ですので、ごく一部です。
詳細についてもっと知りたい、調べたい方はメーカーFAQをご確認下さい。

シマノ
ダイワ(スポーツライフプラネッツ)
ピュア・フィッシングジャパン

  


2017年03月07日

【リール】メンテナンス、保管について

シマノ製品の気になる事、よくあるご質問を纏めました。

リールのメンテナンスや保管について、よく分からないので、色々教えてほしいです。
よくあるご質問をご紹介させていただきます。
リール全般の事をまとめておりますので、ご参照くださいませ。

なお、ナチュラム修理窓口へのリンクもございますが、こちらへの修理依頼は、当店にてご購入頂いた商品が対象となります。
ご了承下さいませ。

1

メンテナンス用のオイル、グリスについて

リールオイルは、回転性能をUPさせる時に使用します。
グリスは、摩擦係数を減らす為に使用します。
回転を良くしたい時はオイル、摩擦を少なくしたい場合はグリスとお考え下さい。

市販の物を使用すると、製品の劣化に繋がる可能性がございます。
一般に市販されているグリス・オイルの中にはリールの内部部品、特に樹脂部品を劣化させる成分が含まれている場合がございます。
市販品をご使用頂いた場合の品質保証ができません為、メーカー指定品をご利用いただくことをお勧めします。
恐れ入りますが、リールをメンテナンスする場合は、取扱説明書記載のメーカー指定グリス・オイルをご使用下さい。


ご使用状況・状態によって異なりますので、申し訳ございませんが、一概には言い切れません。
しかしながら、海水域で使用するリールにつきましては、劣化が早い傾向にありますので、こまめなグリスアップが必要です。

《スピニングリールの場合》
ラインローラー、ベールアーム、ハンドルノブ等に注油します。注油しすぎないよう、適量になるようにご注意下さい。

《ベイトリールの場合》
ハンドルノブ、キャストコントロールノブ、クラッチレバーの可動部、スプールシャフト等へ注油します。
注油しすぎないよう、適量になるようにご注意下さい。

どちらも、同梱の取扱い説明書に注油ポイントが記載されておりますので、ご確認くださいませ。

グリス・オイルは各部位によって使い分けがされております。
不適正部位に多量の潤滑剤が残っている場合は、ハンドルの逆転や、ドラグが効かなくなるなどの現象が生じるばかりでなく、ギヤ部の磨耗を早めることもございます。
性能低下につながりますので、お止め下さいませ。
お客様の大事なリールを長くお使いいただく為にも、正しい方法で注油をお願いいたします。
注油箇所の詳細は、付属の説明書をご確認下さい。

※ダイワ製品の場合は、こちらをご参照下さい。

シマノ オイル・グリス

ダイワ オイル・グリス

アブガルシア オイル・グリス
※付属の説明書を確認し、適切な物をお選び下さい。


2

リールを洗う時の注意

ドラグノブを締めてから、流水(真水)でギヤが収納されている以外の箇所をさっと洗い流してください。
スピニングリールの場合は、ドラグノブを締めて、リールヘッドを上にした状態で流水で洗うようにして下さいませ。
付け置きは厳禁です。
また、水洗いの際は、ギヤが収納されているギヤボックスには、水がかからないように注意してください。
水洗い後、軽く振って水気を切ってからスプールなどを取り外し、できる範囲で分解してから乾いた布で水分を拭き取り、陰干ししてください。
※内部まで分解してしまうと、メーカー修理を断られる場合がございますので、出来る範囲のみでお願いします。

乾燥してから、最後に各部位にオイル・グリスを注油してください。
詳細は取扱い説明書に記載されておりますので、そちらも是非ご確認ください。

もし、水が入ってしまい、動きが悪くなった場合には、修理窓口か、お近くの販売店へご相談下さい。

リールをご自身で全て分解、または、改造された場合は、メーカー保証規定に則り、メーカーでの修理を断られてしまう事がございます。
ご自身で分解されず、メーカーへオーバーホールに出していただく事を強くお勧め致します。
オーバーホールをご希望の際は、修理窓口か、お近くの販売店へご相談下さい。

3

使用上の注意点、使用場所など

リールに「砂」がつかない様に、気をつけてください。
砂をつけたままで釣りを続けていますと、水分と一緒に砂や異物が内部に侵入します。
ギアやベアリングにキズをつけて回転フィーリングが悪くなります。

しかしながら、砂浜で釣りをする場合、リールに「砂」をつけないようにするのはなかなか難しいことかと思います。
もし、ご使用中リールの表面に砂や異物がついた場合は、こまめに水分を含んだタオルなどでふき取って下さい。
ご使用後は必ず水洗いできるものは水洗いして陰干し指定箇所へ注油をして下さい。
そして定期的に(少なくとも年に一回は)オーバーホールへお出しいただくことをお勧め致します。
オーバーホールのご依頼は修理窓口または、お近くの販売店へお願い致します。

リールは完全防水ではありません。
海水域でのご使用の場合は、できるだけ海水がリールに被らないようご注意ください。
特にギヤが収納されているギヤボックスに水が浸入しますとザラ感や巻き重りなど不具合が生じる場合があります。

リール修理の大半はリール内部に塩水が入り、部品に塩の結晶がこびりついて錆びたり固着したりした事によるものです。
最近のリールは海水ができるだけ浸入しないようにパッキンやシールを使った構造になっております。
しかしリールの基本機能の回転性能を軽くする為には、完全に防水機構にすることは不可能だそうです。

ご使用後は水洗いできるものは水洗いして陰干し指定箇所へ注油をして下さい。
もしリールを海水中に落とした場合には水洗いを念入りに行い、取扱説明書で明示されております箇所に注油するなどした後、できるだけ早めにオーバーホールにお預け頂くことをお勧めします。
不用意に分解することにより他に悪影響を及ぼすこともございますのでご自身では分解されないようお願い致します。
オーバーホールのご依頼は修理窓口または、お近くの販売店へお願い致します。

ベアリングの錆つきやボディの腐食によるトラブルが起こりやすくなります。
淡水専用リールの海水域でのご使用はおやめくださいませ。

4

保管について

船室や車のトランクのような密閉された、高温多湿になる場所での保管は、基本性能低下や素材劣化に影響いたしますのでおやめくださいませ。
充分に乾燥した後に、通気のよい所で保管してください。

ドラグワッシャーの固着による不具合を防止するとともに、ドラグワッシャーを保護する為、保管時はドラグをゆるめた状態にしてください。

5

オーバーホールについて

ご使用の頻度やリールの状態はそれぞれですので、一概に「いつ頃」と明確には言えません。
十分にお手入れをされている状態であれば、1年に1~2回程度を目安としておすすめいたします。
オーバーホールのご依頼は修理窓口または、お近くの販売店へお願い致します。

こちらに記載しておりますのは、全般的に良くあるご質問ですので、ごく一部です。
詳細についてもっと知りたい、調べたい方はメーカーFAQをご確認下さい。

シマノ
ダイワ(スポーツライフプラネッツ)
ピュア・フィッシングジャパン
  


2017年03月07日

【ロッド】メンテナンス、保管について

ロッドって、使った後はどうしたらいいのでしょうか。
そのまま、放置していても大丈夫?
使い終わった後は、真水(流水)で水洗いをして、汚れや塩分を落としましょう。
洗浄後は、しっかり乾かしてから保管します。
手順をご説明致しますので、ご確認下さいませ。
使った後放置してしまうと、固着や破損の原因になります。
大事な商品を長く大切に使う為にも、覚えておきましょう。

収納時の禁止事項
×【濡れたまま収納する】
×【高温・密閉状態で収納する】
×【車のトランクルームに入れる】


なお、こちらでご説明いたしますのは、ガイド付きロッドのお手入れ方法です。
それ以外のロッドをお持ちの場合は、下記をご参照下さいませ。

【ダイワ(スポーツライフプラネッツ)】
・ガイドなしロッドのお手入れ方法
・インターラインロッドのお手入れ方法

1

ロッドを洗浄する

真水で流水洗浄をします。出来るだけぬるま湯ではなく、水で洗って下さい。
竿外側の頑固な汚れには、水をかけた後に、台所用中性洗剤を含ませた、柔らかいスポンジで洗うと効果的です。
竿先や二番竿は、細く折れやすい為、慎重に洗うようにして下さい。

必ず、柔らかいスポンジで洗うようにして下さい。 固いスポンジを使用すると、ロッド表面に傷が入り、破損の原因となることがあります。

市販のロッドクリーナー、撥水コート剤、ワックス、洗剤等の中には、塗装面や本体を傷める原因となるものがございます。
付属の説明書をご確認の上、注意してご使用下さいます様、お願い致します。


合わせ部(継部)へのクリーナーの使用は、固着の原因となります。
合わせ部には使用しない様にしてください。

ベンジン、シンナー、アルコール等溶剤系、タワシ、磨き粉の使用はロッド破損の原因となりますので、厳禁です。



ズームロッドのズーム部や尻栓部、リールシート部、ガイド部の汚れや塩分は念入りに落として下さい。

塩分が残っていると、ガイドやリールシート、継手などの金属部分が腐食しやすくなります。
ご使用直後であれば真水で簡単に塩分は取り除けます。

 尻栓部
 リールシート部
 ガイド部

2

ロッドを乾燥させる

洗浄後は、乾いた布でふき取ります。
中性洗剤を使った場合は、成分が残らないよう、丁寧にふき取ってください。
乾いた布で水気をふき取りましょう
ロッドスタンドに立てる等(ロッドスタンドが無い場合は、壁などに立てかけて)、竿が倒れない様にし、陰干しをしてください。
並継竿の場合は、バラバラの状態で立てかけます。
直射日光があたると、塗装面にヒビが入ったり、変色(退色)の原因となります。 必ず陰干しをしてください。

写真のように壁などに立てかける際には、部屋の角に立てかけるなど、絶対に倒れないように固定して下さい。

風などで倒れてしまう危険性がございますので、出来る限り、屋内にて乾燥させるようにしてください。

倒れると、衝撃で節にヒビが入ったり、場合によっては折れてしまう事があります。
また、ヒビによって強度低下した竿は、使用中に破損する事があります。
破損は怪我に繋がる恐れがありますので、倒してしまった際は、慎重に点検を行ってください。


下栓を外した状態の場合は、衝撃を与えないように注意して下さい。 衝撃でガイドが外れる事があります。

完全に乾いた事を確認してから、竿をしまってください。

固着を防ぐ為に、常に乾いた状態を維持してください。 表面が乾いていても内面が濡れていると固着の原因となります。

こちらに記載しておりますのは、全般的に良くあるご質問ですので、ごく一部です。 
詳細についてもっと知りたい、調べたい方はメーカーFAQをご確認下さい。

【ダイワ(スポーツライフプラネッツ)】
・ガイドなしロッドのお手入れ方法
・インターラインロッドのお手入れ方法

【シマノ】
・ロッドメンテナンスについて


【ピュア・フィッシング・ジャパン】
・ロッドのメンテナンス方法
  


2016年06月08日

【テント全般】テントポールのショックコード交換

テントポールのショックコード(中に入っているゴム紐)が伸びて緩くなってしまいました。
自分で修理することは出来ますか?
交換用のショックコードが販売されておりますので、お客様ご自身での修理が可能です。
しかしながら、古いタイプの製品や、ワイヤーコードが使用されている場合は、お客様側での修理が難しいかと思います。
ご自身での修理がご不安な場合には、修理窓口よりご依頼くださいませ。
※ナチュラムでご購入頂いたお客様に限ります。
今回の説明にて使用しておりますのは、コールマン製品のポールです。
メーカーによって、使用されているパーツなどが異なりますが、交換方法そのものは、基本的には同じです。

初めてショックコード交換をされる方向けに、【初心者向け】の簡単な手順をご用意しております。
慣れていらっしゃる方は、【中級者以上】(ショックコードに無駄が出にくい手順)をご確認ください。

【初心者向け】
【中級者以上向け】

1

【初心者向け】ショックコードの交換方法

ショックコード、細めのドライバー、はさみを用意しましょう!

交換をする前に、新しいショックコードの長さを決めておきます。
ポール全長より、20cmほど短いぐらいが目安です。

あくまでも目安の為、ポール全体の節の数により、ショックコードの長さも変わります。
交換後、張りが緩いと感じられる場合は、調整が必要となります。

長さを測り、マーカーなどで目印をつけておきます。
目印を付け終わったら、ポールから出る長さの位置で、ショックコードをはさみで切ってください。
古いショックコードをはさみで切り、抜き出します。
ショックコードを抜いたポールの順番がバラバラにならない様に並べておいてください。
ショックコードが既に切れてしまっている場合は、はさみで切る必要はありません。
ポールの先端にショックコードの結び目が引っかかっていますので、 細いドライバーなどで押し出し(または引き出し)、ショックコードをポールから全て抜きます。
ポールに止め具が付いている場合は、印をつけていない方のショックコードの端を止め具に通します。
ショックコードをポールに入れている間に抜けてしまわないよう、端を八の字結びにして結び目を作ります。

止め具が付いている場合は、あらかじめショックコードを通しておき、抜けてしまわないように結び目をつくります。

結び目は細いドライバーなどで止め具に押し込んでおきます。
※止め具が付いていない場合は、結び目を作るだけで大丈夫です。
ショックコードをポールに通していきます。
順番を間違わないように気をつけましょう。

ポールの順番が分かるように、事前に配置しておくと、ショックコードを通しやすくなります。

ショックコードを全て通し終わったら、結び目を作っていない側も、止め具に通してください。
初めにつけた目印が止め具から出てくるまで引っ張り、目印の部分を、八の字結びにします。

この時点で、ショックコードの張り(テンション)を確認してみてください。
緩い場合は、さらに引っ張り、調整を行った後、結び目をつくりましょう。

あまったショックコードを切り、結び目を止め具の中に入れて完了です。
 
 
 

2

【中級者以上向け】ショックコードの交換方法

ショックコード、細めのドライバー、ガムテープ、はさみを用意しましょう!

交換をする前に、新しいショックコードの長さを決めておきます。
ポール全長より、20cmほど短いぐらいが目安です。
長さを測り、ショックコードをはさみで切ってください。

あくまでも目安の為、ポール全体の節の数により、ショックコードの長さも変わります。
交換後、張りが緩いと感じられる場合は、調整が必要となります。

古いショックコードをはさみで切り、抜き出します。
ショックコードを抜いたポールの順番がバラバラにならない様に並べておいてください。
ショックコードが既に切れてしまっている場合は、はさみで切る必要はありません。
ポールの先端にショックコードの結び目が引っかかっていますので、 細いドライバーなどで押し出し(または引き出し)、ショックコードをポールから全て抜きます。
ポールに止め具が付いている場合は、ショックコードの端を止め具に通し、コードの端を八の字結びにして、結び目を作ります。

止め具が付いている場合は、あらかじめショックコードを通しておき、抜けてしまわないように結び目をつくります。

ショックコードの結び目を細いドライバーなどで止め具に押し込みます。
※止め具が付いていない場合は、結び目を作るだけで大丈夫です。
ショックコードをポールに入れていきます。
順番を間違わないように気をつけましょう。

コードを入れる前に、ポールを順番に並べておくとスムーズに進められます。

ポールが残り1本になったら、残りのポールより長くなるぐらいまでショックコードを引っ張って伸ばします。
伸ばしたショックコードが戻らない様に、伸ばした根元をガムテープ等で固定しておきます。
残りのポールにショックコードを通します。
ポールに通し終わったら、止め具に通し、八の字結びで結び目を作ります。
※止め具が元々無いタイプの場合は、結び目を作るだけで大丈夫です。
ショックコードの張り(テンション)チェックをして、緩い場合は調整を行います。
問題なければ、最後に固定しておいたガムテープを外して、完了です。
  


Posted by naturum-cs at 18:09その他テント全般

2016年05月31日

【ロッド全般】振り出し竿の穂先交換

振り出し竿の穂先が折れてしまった。 交換用の穂先があるのですが、自分で交換は出来るものなのでしょうか?
振り出し竿であれば、お客様ご自身での穂先交換が可能です。
手順をご説明致しますので、ご確認の上、修理をお願い致します。

ご自身での修理がご不安な場合は、修理窓口よりご依頼も承っております。
また、並継の竿などは、パーツ交換に伴い、ガイドの巻き直しが発生しますので、メーカー修理にお預け頂く事をお勧め致します。
この場合も、修理窓口よりご依頼くださいませ。

※恐れ入りますが、ナチュラムでご購入頂いたお客様に限ります。

1

穂先交換の手順

ライター等、軽く火であぶり、接着剤を溶かして、TOPガイドを外します。
火傷しないよう、注意してください。

火傷しないよう、要注意!

誘導ガイドを抜きます。

TOPガイド、誘導ガイドを失くさない様にしましょう!

尻栓キャップを外し、穂先を抜取ります。
変え穂先を尻栓部から入れます。
変え穂先に誘導ガイドを入れ、穂先に瞬間接着剤を数滴付け、TOPガイドを装着します。

誘導ガイドの入れ忘れに要注意!

しっかりとくっついている事を確認し、完成です。
  


2016年03月01日

【インフレータブルマット】よくあるご質問

インフレータブルマットの気になる事、よくあるご質問を纏めました。

インフレータブルマットを買ってみたのですが、不具合なのか分からない物があります。
教えてほしいです。
よくあるご質問をご紹介させていただきます。
インフレータブルマット全般の事をまとめておりますので、ご参照くださいませ。

1

バルブ(空気注入口)の開け方について

製品によっては、回すだけではバルブが開かない物がございます。
まずは、お手持ちの商品のバルブをご確認下さい。
バルブに特に記載が無いタイプは、回すだけでバルブが開きます。
閉めるときも、回すだけです。
バルブ上部に記載があるタイプは、記載の手順に沿って、バルブの開閉をします。
バルブの開き方
写真のように、「→」「PULL TO OPEN」と記載がある場合は、まず「→」の方向(反時計回りの方向)に回すと、バルブロックが外れます。
次に、カチッと音がするまで引っ張ると、バルブが開きます。
バルブの閉め方
「PUSH」「→」「TO LOCK」と書かれている場合、バルブをグッと押し込んだ状態で、時計回り(「→」の方向)に回すとバルブがロックされます。
バルブが回らない場合は、押し込みが足りない事が考えられます。
しっかり奥まで押し込んでみてくださいませ。

2

空気注入、空気の抜き方について

インフレータブルマットは、初回使用時はマット内のウレタンが真空状態になっている為、膨らみにくい事がございます。
その為、膨らみにくい場合は、バルブから空気を吹き込んでみてください。
※「初回使用時はバルブから空気を吹き込む」よう、記載がされている物もございます。

また、2回目以降の使用の場合も、ある程度までは自動膨張で膨らみますが、空気の入り方が物足りないと感じられることもあるかと思います。
その際には、初回使用時同様、バルブより空気を吹き込んで頂きますと、適度な硬さ、厚みに膨らませる事が可能でございます。

空気を抜くにはバルブを開いた状態にしなければなりませんが、そのまま丸めようとすると、空気が中に入り込んでしまい、マットが膨らんでしまいます。
収納の際のコツと致しまして、マットを丸める時に、写真のように体重をかけて(押しながら)少しずつ巻いていってください。
空気抜きが終わったら、バルブを閉めて収納して下さい。

  


Posted by naturum-cs at 12:30その他マット・ベッド

2016年02月24日

【防水透湿ウェア・シューズ】よくあるご質問

防水透湿ウェア・シューズの気になる事、よくあるご質問を纏めました。

防水透湿ウェアやシューズについて、メンテナンスが必要なのか等、確認したい事があります
よくあるご質問をご紹介させていただきます。
防水透湿ウェア・シューズ全般の事をまとめておりますので、ご参照くださいませ。

1

ウェアのメンテナンス・保管について

湿った状態や汚れた状態で、長時間放置すると、逆に防水性能が落ちてしまいます。
汚れてしまった場合は、必ず、洗濯をしてください。

洗濯の際は衣類についている洗濯表示をご確認頂き、洗濯して下さいます様、お願い致します。

防水透湿ウェア向けに作られている洗剤をご使用頂く事をお勧めします。
布地の防水、撥水能力を守り復元する機能があります。


以下、ご自宅にて洗濯をされる際の代表的な手順です。

ゴアテックスの場合
ウェアのジッパー・面ファスナー(テープ式ファスナー)を全て閉じて下さい。
洗濯機に入れて、40度以下のぬるま湯で洗います。
洗剤は液体洗剤(専用洗剤か、市販の中性洗剤)を少量使用してください。
粉洗剤は、洗剤が残る事が多いため、お勧め致しません。
また、柔軟剤、漂白剤や染抜き剤は、製品の劣化に繋がります為、使用しない様お願いします。
すすぎをしっかりして、洗剤が残らないようにして下さい。
洗剤が残ると、防水透湿機能の低下に繋がります。
脱水はごく軽めに行ってください。
生地同士が擦れあって磨耗する為、強く絞ったりしないで下さい。
洗濯機から取り出し、乾燥させます。
乾燥機がある場合は、温度設定を「標準」に設定して乾燥させます。
自然乾燥させる場合は、日陰で吊り干しをして乾燥させます。
ウェアが乾いた後、20分以上を目安に温風で乾燥機にかけると、撥水性が回復します。
(温熱処理と言います)
乾燥機が無い場合は、アイロンで温熱処理をします。
低温(80~120℃)スチームなしの設定で、あて布をしてアイロンをかけてください。

ノースフェイスの製品の場合は、下記メーカーHPをご参照下さい。

ノースフェイス

オムニテックの場合
 メーカーHPをご参照の上、洗濯をお願い致します。

コロンビア

撥水性の低下原因には、主に二つの要因があります。
一つは、【汚れによるもの】で、もう一つは【磨耗によるもの】です。

【汚れによるもの】の場合は、洗濯をして汚れを除去する事で、撥水性が回復します。

【磨耗によるもの】の場合については、長期にわたって使用する事で、素材表面の撥水剤が摩耗(削り落ちて)しまったことが要因ですので、洗濯により回復する事ができません。
そのため、撥水性を回復させるためには、撥水スプレー等をご使用いただき、記載された使用方法に応じて撥水加工処理を行っていただく必要があります。

※洗濯をしても撥水性が落ちているように感じられる場合には、摩耗した場合と同様に 撥水スプレー等によるメンテナンスを行っていただく事をお勧め致します。

下記のメーカーは、HPに詳細記載ございますので、こちらもご参照下さい。

ノースフェイス

コロンビア

スタッフバッグなどに入れたままにせず、ハンガーに吊るして保管をして下さい。
なお、汚れてしまった場合は、事前に汚れを落としてから、保管して頂くようお願いします。
保管の際は、高温多湿な場所、直射日光のあたる場所は避けるようにしてください。

2

シューズのメンテナンスについて

湿った状態や汚れた状態で放置すると、逆に防水性能が落ちてしまいます。
シューズから靴ひもと中敷を抜き、靴の外側の汚れを、靴専用のブラシで落として下さい。

ブラシでは汚れが落ちにくい場合、防水性の革製シューズ以外(ナイロン製のシューズ等)であれば、靴用の洗剤を使用して、水洗いをすることも可能です。

詳細に関しては、商品購入時についていた「お手入れ方法」や、メーカーHP記載内容に従い、ケアするようお願いします。
汚れを落とした後は、直射日光を避けて、風通しのよいところで十分に乾燥させて下さい。

下記のメーカーは、HPに詳細記載ございますので、こちらもご参照下さい。

ノースフェイス

コロンビア

型崩れを防ぐために、靴ひもは、全て通して軽く締めて保管してください。
この時に新聞紙を靴の中に敷き詰めておくと、型崩れ防止だけでなく、湿気対策にもなります。

尚、直射日光が当たる場所、高温となる場所、火や暖房器具等の近くには、絶対に置かないでください。
変形(ゆがみ・縮み)、変色、軟化、ソール部の劣化の原因になります。

  


Posted by naturum-cs at 11:10その他防水透湿ウェア