ポンピングをすると、燃料がポンプ部分に逆流してきます。
これって、直せるんでしょうか?
ポンプ内部にある、ポンプバルブ(逆流防止弁)を増し締めする事で解決する場合があります。
まずは増し締めをしてみて、解決しないようであれば、ポンプバルブを交換しましょう。
ポンプバルブの増し締めでも解決しない場合は、ポンプバルブの劣化が考えられます。
ポンプバルブ交換の際には、必ず燃料を抜いて下さい。
標準作業時間は、取り外し、取り付け10分程度です。
大き目(長め、刃が広めの物)のドライバーをご用意下さい。
①ポンプ部を取り外し、ドライバーでポンプバルブを増し締めします。
2
増し締めで解決しない場合はポンプバルブを交換する
①ポンプ部を取り外し、ドライバーでポンプバルブを外します。
この時、ドライバーの刃の部分の幅が狭いと、ネジ山が潰れ取り出せなくなります。
必ず、大きなドライバーで作業して下さい。
②新しいポンプバルブを入れ、ドライバーで締めます。
押す力8:回す力2 ぐらいの力加減で、締めこんで下さい。
回すだけだと、ネジ山をドライバーが削ってしまう恐れがあります。
③交換が終わったら、ポンプ部を取り付けます。
この状態のままだと、ポンプが空気に押されて戻る事がありますので、一度強めにポンプを押し込んで下さい。
※最後までキッチリ押し込む