【ペトロマックス】ポンピングするとニップルから燃料が染み出す

naturum-cs

2015年08月07日 11:29

ポンピングしたら、ニップルの辺りから燃料が染み出してきた。
使い方を間違ったわけでもないんだけど、どうしてかなぁ。
ジェネレーター下部(根元)に入っているジェネレーターバルブの不具合が考えられます。
ジェネレーターを取り外して、ジェネレーターバルブを交換しましょう。
ジェネレーター内部のジェネレーターバルブを交換しますので、燃料は抜いておいてください。
取り外す箇所が多いため、標準作業時間は、取り外し、取付けで30分程度です。

1

サポートフレームを取り外す

大きめのマイナスドライバーをご用意下さい。
また、取り外すパーツも多いので、パーツNo.確認の為に、説明書のパーツ見取り図もご用意下さい。

ヘッドカバー(123)をはずしインナーチムニー(125)、ホヤガラス(74)を外してから、サポートフレーム(121)を外します。

2

ジェネレーターを外す

少し大きめのモンキーレンチ、普通サイズのモンキーレンチと、大きめのマイナスドライバーをご用意下さい。

ホールエキセントリック(114)を外します。
グリップホイール(111)の矢印の向きを上(OFFの状態)にしたまま、回らない様に手で押さえて固定し、普通サイズのモンキーレンチで、エキセントリックフィッティング(107)※奥のほうのナットを緩めます。
ある程度緩んできたら、一度グリップホイールを左にゆっくり回してみて下さい。
クリーニングニードルの針先が引っ込まなければ、そのままグリップホイールを左に回し、ホールエキセントリックを抜き取ります。
ホールエキセントリック(114)を外したら、ジェネレーターを大きなモンキーレンチで挟み、外します。
ジェネレーター下部についているジェネレーターバルブをマイナスドライバーで外します。
新しいジェネレーターバルブをつけます。
バネを中に入れ込んでセットして、ジェネレーター下部にマイナスドライバーで取り付けます。

HK150 ジェネレーターバルブ
HK500 ジェネレーターバルブ ※お持ちの商品のサイズをご確認の上お買い求め下さい。

ジェネレーター取付け部のガスケットが磨耗している場合は交換します。
千枚通しを使ってガスケット(鉛パッキン)をめくり取り、新しいガスケットに交換してください。

HK150 鉛パッキン
HK500 鉛パッキン ※お持ちの商品のサイズをご確認の上お買い求め下さい。

ガスケット交換をする場合は、千枚通しをご用意下さい!

ジェネレーターを元通りに取り付けます。
ある程度まで手で回して固定してから、大きなレンチで確実に締めて下さい。
ガスケットを交換した場合は、ガスケットが潰れて少し盛り上がるくらいまで硬く締めて下さい。
ジェネレーター下部にホールエキセントリックを取り付けます。
ニップルからクリーニングニードルの針先が出ている状態であることを確認してから差し込んでください。
取り外した時と同様に、グリップホイールの矢印の向きは上に固定しながら、エキセントリックフィッティング(奥のほうのナット)を締めます。
ある程度まで閉まったら、一度グリップホイールを回して、クリーニングニードルの針先が上下するか確認しましょう。
針先が上下しない場合は、取付けをやり直してください。
確認できたら、しっかりと締めこんで固定します。
ジェネレーターが斜めに歪んでしまっている場合は、手で真っ直ぐに直します。
サポートフレームを取りつけ、ホヤガラス、インナーチムニー、ヘッドカバーを取り付けたら完了です。


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