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Posted by naturum at

2017年12月14日

【リール】不具合、故障かな?と思ったら

フィッシングリールの気になる事、よくあるご質問を纏めました。

不具合とか、故障じゃないかなと不安な部分があります。
ちょっと教えてもらえませんか?
よくあるご質問をご紹介させていただきます。
リール全般の事をまとめておりますので、ご参照くださいませ。

なお、ナチュラム修理窓口へのリンクもございますが、こちらへの修理依頼は、当店にてご購入頂いた商品が対象となります。
ご了承下さいませ。

1

異音がする、回し心地が違う気がする

基本的に店舗(WEB販売含む)にて売り出されている物は、メーカー規定の厳密な最終検査で合格基準をクリアした物のみとなっております。
しかしながら、リールは精密機械であり、工業製品の為、個体差がどうしても生じてしまいます。
また、ギアの噛み合い、ボールベアリング、シャフト部、クラッチ部、ブレーキシステムなどあらゆる部品同士の接触部の金属と金属の歯車が擦れてリール回転を生み出している為、構造上、振動や音は出てしまいます。
スムーズに回転するように各部にある程度のあそびを設けていますのでそれによる音や振動もあります。
製品上の不具合ではございません。

負荷を掛けて巻いた際に異音がする、異常に重い等であれば、修理窓口よりご相談下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店へお預け下さいませ。 ※音や振動の大きさのレベルをメーカー側で現物確認にて判定する必要がございます。

ラインローラー部の故障が考えられます。
修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

スプール軸受けボールベアリングの回転ノイズが圧倒的に多い原因です。
ボールベアリングはデリケートで、オイル切れや微細なゴミの侵入で回転不良を起こします。
まめな注油は必須です。
また、ベアリングのシールを外して使用すると、ゴミの侵入を防げなくなります。
ベアリングのメンテナンスが終わったらシールを必ず再装着してください。
レベルワインダー付き機種で意外と多いのが、パーミングカップ内のギヤ軸のオイル切れです。
この部分のオイルが切れるとジェット機が飛ぶ様な金属音がします。

2

使用中の不具合について

竿にリールが固定された状態で竿尻をつくなどの衝撃を加えると、リール本体の重量がリールの脚に集中します。
その為、限界強度を超えてしまい、破損や変形が生じる場合がございます。
不具合ではございませんので、修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

ドラグワッシャーの劣化が原因と思われます。
不具合ではございませんので、修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

多くの場合が、ドラグ部材へのグリス、オイル付着が原因です。
一旦分解して、ドラグ部材(ドラグワッシャー)を溶剤等でクリーニングすると、ドラグ力が復活する場合が多いです。
溶剤が入手出来ない場合は、石鹸水(お湯)の洗浄でも可能です。
ドラグ部材が極端に磨耗している場合は、パーツ交換となります。

スプールベアリングに注油されている場合、オイル過多により飛散したオイルが油膜をつくり、スプールフリーが悪くなったり、飛距離が出なくなることが発生します。
ベアリングそのものが固着、劣化している場合は、交換が必要になります。
その場合は、修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

【油膜を作っている場合の対処方法】
サイドプレート部のセットプレートを乾いた布で油をふき取ってください。
スプール外周部をクリーニングし、スプール内径部を乾いた布でふき取ります。
ふき取った後、必ず試投をしてからご使用下さい。

ベールの変形が原因であることが多いです。
ベールを固いものにぶつけたり、タックルボックス内に無造作に入れておくのは厳禁です。
修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

スプールワッシャーでスプールの高さを調整することで、改善されます。
詳細は、取扱い説明書をご確認ください。

ネジロック剤が劣化している可能性があります。
修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

スプールに対して、ラインがすべる「糸すべり現象」と思われます。
巻き始めにセロハンテープで固定するか、少量のナイロンラインを下巻きすることによって、解消できます。

スピニングリールによくある現象です。
よれがひどい場合は、ラインローラーの回転具合をチェックしてください。
ローラーが「固定ガイド」になっていたら要注意です。
ローラーに輪ゴムを当て、回すとチェックできます。

ローラークラッチベアリングの不具合が考えられます。
修理窓口よりご連絡下さい。
お急ぎの場合は、お近くの販売店までご相談下さいませ。

比較的多いのが、遠心ブレーキが外に開いた状態で、ハンドル側カバーを本体に取り付けた場合におこります。
カバーを取り付ける際は、遠心ブレーキを下げてから取り付けてください。

パワーハンドル(シングルノブタイプのロングハンドル)仕様に多い現象です。
キャスト時、ハンドルノブの位置を真下(手前)にすると、ある程度解消されます。

クラッチオフ時、スプールを指で止めてから、クラッチボタンを押して下さい。
無理に押すと、クラッチボタンが破損します。

キャスティング時のルアーが飛んでいく速度に対して、スプールの回転速度が上回ってしまい、ラインが余分に出過ぎて絡んでしまうバックラッシュという現象です。
ベイトリールには何種類かのスプールブレーキ装置が付いておりますが、完全、完璧に防ぐのは難しいのが現状です。

メカニカルブレーキを締めこむなどの対処方法もありますが、キャスティング時に親指で軽くスプールを抑えながら糸を調整(サミング)する事で、ラインの出過ぎを防ぐ事ができます。

ドラグ力とは瞬間的に引っ張った時の数値を表しております。
静荷重での数値ではありませんので、連続的にかかる力に対しては、公表している数値より下回ることがありますが、故障ではありません。

ドラグ機能とは、糸のすべりを調整するものではありますが、糸の放出をロックするものではありません。
ロックしてしまうとギヤの損傷やその他の不具合が生じる事があります。

3

ラインキャパシティについて

ご利用いただくラインメーカーによって、号数は同じでもラインの太さや形状、材質が異なります。
それによって巻上長は変化します。

こちらに記載しておりますのは、全般的に良くあるご質問ですので、ごく一部です。
詳細についてもっと知りたい、調べたい方はメーカーFAQをご確認下さい。

シマノ
ダイワ(スポーツライフプラネッツ)
ピュア・フィッシングジャパン
  


Posted by naturum-cs at 17:32リール 故障かな?